代表・CTO メッセージ
共同創業者の柴田 陽(CEO)と髙橋 三徳(CTO)からのメッセージです。

テイラーは、事業をつくってきた柴田と、技術をつくってきた髙橋の 2 人で 2021 年に創業しました。経営とエンジニアリングを同じテーブルに置き、構想から実装までを一続きに捉える。その出発点を、それぞれの言葉で書いています。
柴田 陽・髙橋 三徳
次のパラダイムの、ソフトウェアを定義する。

読了時間 約3分
私はキャリアの始まりに、コンサルタントとして大企業の課題に向き合いました。その後、起業家としていくつものプロダクトをつくってきました。両方の現場に立つたびに見えたのは、ビジネスとシステムの間にある深い溝です。
ソフトウェアの歴史は、パラダイム転換の連続でした。メインフレームからクライアントサーバーへ、そしてインターネット、クラウド、AIへ。前提が変わるたびに、新しい標準をつくる会社が生まれてきました。テイラーは、その側に立つための会社です。
テイラーが定義する、新しいソフトウェア
私たちは、次の時代のソフトウェアを4つの転換で捉えています。完成品から、育ち続けるものへ。制約から、手段へ。人が使うものから、人とAIが使うものへ。専門家が作るものから、誰もが作れるものへ。
その最初の舞台が、企業の背骨である基幹システムです。背骨だからこそ、最も大きく、最も変わりにくい、そして新しい定義を示す意義が最も大きい。変化はゆっくり進みます。だから私たちは、一社一社の顧客と丁寧に向き合います。
作れるだけでは、足りない
作ることは、もう難しくない。難しいのは、何を、何のために作るかだ。
工場に電気が入った当初、蒸気機関をモーターに置き換えただけでは、生産性はほとんど上がりませんでした。大きく変わったのは、電気を前提に、工場の設計そのものを見直したときです。
ソフトウェアも同じです。速く安く作れるだけでは足りません。新しい前提には、新しいソフトウェアのあり方が必要です。
ソフトウェアをつくる「工場」を、つくり直す
電気が工場を変えたように、私たちはソフトウェアをつくる「工場」そのものを設計し直しています。どの企業にも必要な部品をそろえた基盤。仕様から動くものまでの距離を限りなく縮めるAI。そして、顧客と一緒に「何を、なぜ作るか」を決める人。この3つで、一社一社に合ったソフトウェアを、速く、何度でもつくります。構造と画面を切り離した設計なので、作ったあとも顧客自身が育て続けられます。
私たちの強みは、プロダクトとプロフェッショナルサービスの往復です。顧客とのワークショップの翌日に、動くものを見せる。現場で見つけた課題を、製品に返す。ここで働く人は、専門性を捨てるのではなく、専門性を軸に領域を越えていきます。
日本発、グローバルナンバーワンへ
テイラーは、私の起業家人生の集大成です。目指すのは、日本発でグローバルナンバーワンのソフトウェア企業です。
基幹システムは、ソフトウェアの中で最大級のカテゴリーです。ここで新しいあり方を定義した会社が、世界最大のソフトウェア企業になる。パラダイムの転換期には、国や規模に関係なく、その座を争えます。そして、きめ細かな日本企業の業務で鍛えたものは、世界でも通用すると信じています。
キャリアの選択は、リスクを取るか取らないかの二択ではありません。白と黒の間には、グレーがあります。それでも、小さな違いが大きな結果を生む「高感度領域」に近づく価値は、確かにあります。
次のパラダイムのソフトウェアを、日本から定義する。そして、世界一になる。この挑戦を、一緒に楽しめる仲間を待っています。
柴田 陽Tailor Technologies, Inc. Co-Founder/CEO
つくり方が変わる。その土台から、つくっていく。

読了時間 約3分
ソフトウェアの開発は、大きな転換点にあります。AIによって、アイデアを動くものにするまでの距離が縮まり、一人のエンジニアが扱える範囲が広がっています。
私は、この変化に大きな可能性を感じています。同時に、その可能性を企業の日々の仕事につなげるには、技術で解くべき問題が数多くあると考えています。
テイラーでは、ソフトウェアをつくる人の可能性を広げ、その土台となるプラットフォームをつくっています。開発のあり方と、それを支える技術。その両方に挑戦できることが、私たちの面白さです。
エンジニアの仕事が、広がっていく
AIとともに開発することで、エンジニアは、課題の発見から解決まで、より広く、深く関われるようになります。
顧客の現場で業務を知り、課題を見つける。その場で仮説を形にし、使ってもらい、つくり直す。実装にかかる時間が短くなるほど、この往復を何度も重ねられます。
そこで必要になるのは、曖昧な課題を整理する力、複雑な業務から構造を見いだす力、そして、AIが出した答えを検証し、設計の判断を引き受ける力です。技術への深い理解を軸に、顧客や事業へと仕事の範囲を広げられる。その変化を、自分たちの開発でも実践していきたいと思っています。
技術を深く掘る人が、この変化を支える
誰もが速くつくれるようになるほど、その土台には、高度な技術が必要になります。
データの整合性、権限の制御、システム間の連携、障害からの復旧。利用が増えても性能を保ち、日々の変更を安全に届ける。企業が安心して使い続けられるソフトウェアには、こうした仕組みが欠かせません。
その複雑さをプラットフォームが引き受けることで、その上でつくる人は、解決したい課題に集中できます。使う人にとってのシンプルさは、土台を設計する人の深い理解と、積み重ねた判断によって生まれます。
だからこそ、テイラーには、技術そのものに深く向き合い続ける人が必要です。アーキテクチャを考え抜き、性能や信頼性の課題を解く。一つの技術的な改善が、多くのソフトウェアをよくしていく。プラットフォームには、そうした仕事の広がりがあります。
二つの専門性が、可能性を広げる
顧客の課題を解くことと、プラットフォームを進化させること。それぞれに異なる難しさがあり、深い専門性が求められます。
現場では、既存の仕組みでは実現できない要求に出会います。基盤の側では、新しい技術や設計によって、これまで難しかったことが可能になります。その両方を持つテイラーには、課題と技術の可能性を持ち寄り、次に何を実現するかを一緒に考えられる面白さがあります。
顧客への理解が技術の進む方向を示し、技術の進化が顧客への提案を変える。この関係から、ソフトウェアの可能性を広げていきたいと思っています。
専門性を深め、その力が届く範囲を広げる
顧客の近くで、課題の発見から解決まで踏み込みたい人。技術を深く掘り、多くの開発を支える仕組みをつくりたい人。テイラーには、そのどちらの挑戦も必要です。
一人ひとりが強みを持ち、互いの専門性を頼りながら、自分の判断が届く先にも関心を持つ。そうした仲間と、企業が必要なソフトウェアをつくり、育て続けられる未来を実現したいと思っています。
技術に深く向き合い、その力でできることを広げていく。この転換期に、次のソフトウェアのつくり方を、一緒につくっていきましょう。
Misato TakahashiTailor Technologies, Inc. Co-Founder/CTO