事業紹介
テイラーの事業は、プロダクトの「Tailor Platform™」と、それを使って企業の基幹システム刷新を支援する Professional Service の2つです。
ソフトウェアをつくる「工場」を、つくり直す
代表メッセージにある「ソフトウェアをつくる工場」は、3つの要素でできています。この3つが、そのままテイラーの事業です。
パッケージとスクラッチの、良いとこ取り
基幹システムは「パッケージか、スクラッチか」の二択でした。テイラーは、その両方の良いところを取ります。
Tailor Platform™
画面と業務機能を分けて作る、AI Native Composable ERP「Tailor Platform™」です。入口が業務画面でも AI エージェントでも、同じ業務機能とデータが動きます。
権限と監査ログは土台で効くので、入口が変わっても同じルールで守られます。
開発者が書くこと、書かなくてよいこと
基盤の上では、業務の構造を宣言し、業務ルールだけをコードで書きます。それ以外は基盤が持っています。
- データ構造(型・フィールド・関連)
- 権限(レコード単位の条件)
- 検証(フィールドのバリデーション)
- 状態(ライフサイクル・フック)
定義から GraphQL API が自動生成される
- 入力と出力を型で定義
- 処理本体は TypeScript で自由に
- 外部サービスの呼び出しも同じ流れ
例: 受注時に在庫を引き当て、与信を確認し、伝票を起こす
- API エンドポイントの実装
- 認証・認可の仕組み
- CRUD の実装
- スキーマ移行
- 画面の土台(AppShell)
標準で持っている業務モジュール
ERP の共通機能はモジュールとして標準で持っています。スクラッチの「0合目」ではなく「6合目」から始められます。
- 基盤・マスタ
- 単位・通貨 / 法人・部門・拠点 / アカウント・権限 / 取引先 / 品目 / 商品(PIM)
- 取引・オペレーション
- 受注・出荷調整 / 発注・入荷 / 在庫・原価評価 / 入荷実行 / 出荷実行 / 生産計画・実行
- 会計
- 勘定科目 / 総勘定元帳 / 税 / 買掛・三者照合 / 売掛・入金消込 / 銀行明細・入出金照合
- 人事・労務
- 要員・配置 / 打刻・勤怠集計 / 休暇 / シフト
- 横断
- 承認ワークフロー / 通知 / カンバン型進行管理
AI 駆動開発
基盤の設計は、生成 AI ブームより前に始まっています。AI は、できあがっていた基盤の上に後から載せた層です。
- 2021創業基幹システムの硬直性という問題から出発
- 2022Y Combinator 採択日本拠点の企業として史上初2022年11月 ChatGPT 公開
- 2023Tailor Platform™ 提供開始Composable & Headless の実行基盤
- 2025Omakase 提供開始ERP 機能をテンプレート化し、すぐ導入できる形に
- 2026ERP-Kit 提供開始AI 駆動開発に ERP の構造と検証を与えるハーネス
業界の流れ
業務システムを使う主体は、人から AI エージェントへ移り始めています。
- 2010年代後半〜AI 機能を搭載AI-OCR や需要予測など、個別の機能に AI を使う
- 2023年〜AI エージェントを搭載エージェントが人の操作を助ける。主体は人
- 2026年〜AI エージェント前提エージェントが操作の主体になる前提で、製品を設計し直す
日経クロステック「『人間よさらば』、SaaS の死の真実」(2026年10月)をもとに要約。同連載で、テイラーは AI 前提の新型 SaaS を提供する国内ベンダーとして紹介されています。
Claude Code などの AI にそのまま作らせると、認証・権限・設計書がばらばらになります。ERP-Kit は、AI が出力する範囲を ERP の共通設計パターンに限り、コードと設計書がずれない状態を保ちます。出力は 9 つの段階すべてで人がレビューします。
Professional Service
経営の問題解決に長けたコンサルタントと、実装まで担うエンジニアが同じチームで、構想から定着まで伴走します。
ビジネスとテクノロジーの二刀流
戦略・業務・IT のコンサルタントと Forward Deployed Engineer が、同じチームで顧客に向き合う。
動くもので合意する
要件を文書で固めてから作るのではなく、毎週、動くシステムを前に決める。
現場でやり切る
導入して終わりにしない。定着までを成果と考える。
開発の進め方
開発は 1 週間を 1 サイクルにして回します。
- 火デモ & レビュー新しいバージョンをユーザーと一緒に触る
- 水優先順位付け改善要望を並べ、次の 1 週間で作るものを決める
- 木〜月開発基盤と AI で作り、いつでも本番に出せる状態に保つ
得意とする領域
標準パッケージに合わせにくい領域を中心に、幅広い業種で使われています。
- 製造業
- 販売・在庫管理、工程管理、PLM / MDM、サプライチェーンマネジメント
- 商社・流通業
- 取引先ポータル、受発注・在庫・物流、AI による入力自動化
- 社会インフラ・サービス業
- プロジェクト管理、工数管理、予実管理、勤怠管理、設備管理
- 物流業
- 配送計画管理
- EC / B2B EC
- EC バックオフィス、PIM
- 兆円規模・多角化企業
- レガシー群のモダナイゼーション、標準 ERP と現場実務のギャップ解消
既存の ERP・SaaS との関わり方
既存の ERP や SaaS とは、3 つの関わり方があります。
現行の ERP・SaaS をやめて、テイラーで作り直す
現行の利用を一部に絞り、残りをテイラーで埋める
新しい ERP の標準で足りない部分を、テイラーで補う
2つの事業が、互いを進化させる
顧客の課題解決で得た知見を、個別案件で終わらせずに基盤へ戻す。基盤が進化すると次の課題解決が速くなり、その解決がまた基盤を強くします。
Professional Service
コンサルティングと開発を通じて、企業の変革を実装する。
現場の知見を蓄積・還元
進化した基盤で次の実装を加速
Tailor Platform™
実践から得た知見を、誰もが使える基幹システムの基盤へ。